カーケア情報

車のコーティングはなぜ剥がれる?その原因5つと対処法

コーティングをした車はその滑らかな艶がとても美しく、見るたびにやって良かったと感じますね。

ところが、時間の経過とともに起こる経年劣化が避けられません。経年劣化によってコーティングが傷んだり剥がれてしまうことがあります。
この問題は、多くのコーティング剤に有機物質が含まれていることで起こります。

本記事では、車のコーティングが剥がれるという状態を取り上げます。
剥がれてしまう理由、そしてどんな対処ができるのか解説しますのでコーティング施工車をお持ちの方はぜひご参考にしてください。

コーティングが剥がれてしまう原因5つ

なぜコーティングが剥がれるのか?

なぜ、コーティングが剥がれてしまうのか、その原因は以下の5つが挙げられます。

  • コーティング剤に含まれる有機物質
  • 紫外線によるダメージ
  • 排気ガスなどに含まれる有害物質
  • ボディにつく小さなキズ
  • 定期的なメンテナンス不足

次からは、それぞれの原因を詳しくみていきましょう。

コーティング剤に含まれる有機物質とは?

どんなコーティングを選ぶか決めるとき、皆さんは何を重視していますか?
費用もそうですし、耐久年数も大きな決め手かもしれません。
しかし、コーティングの成分についてはあまり気にしないのではないでしょうか?

市販されているコーティング剤、ディーラーやガソリンスタンドで使われるコーティングでも残念ながら劣化が起こります。
その原因のひとつがコーティング剤の成分に含まれる有機物質です。

有機物質を含むコーティングに対し、無機物質の皮膜を形成するガラスコーティングも登場しました。
有機物質という定着剤なしにガラス皮膜をボディに定着させるのです。化学的にガラス皮膜を形成するため、耐久性は半永久です。

費用は高くなるものの、ポリシラザンという成分を主成分としている、試験の結果を公表している業者の完全無機質ガラスコーティングであれば安心です。ポリシラザンと表記しても混合物を含めている場合は品質が保証されない可能性があります。

一方、DIYコーティング用やディーラーやガソリンスタンドで使われるものなど一般に使用されるコーティング剤には、以下の有機物質が含まれています。

  • シリコン(艶だし)
  • フッ素(撥水効果)

これらは本来の働きに加え、コーティングの皮膜を塗装面に定着させる働きを持っています。
コーティング効果を得るためのものでありながら、大気中の有害物質と接触するとコーティングが剥がれる原因になってしまうのです。

紫外線によるダメージが大きい

コーティングは紫外線に弱い

車は屋外を走るものですが、コーティング剤に含まれる有機物質は紫外線に影響されてしまいます。また、青空駐車でいつも同じ方向で車を駐車させると西日が毎日同じ場所に当たり、その分コーティングが早く剥がれてしまうことになります。
このようにコーティングは紫外線また熱によってボディが熱くなることに弱い性質を持っています。実際にはコーティング剤に含まれるシリコン、フッ素、レジンなどが影響を受け劣化します。耐熱性の弱いコーティング剤であれば尚さらです。

排気ガスなどに含まれる有害物質

排気ガスや工場などからでる煙に含まれる有害物質が雨によってボディに付着すると剥がれの原因になります。これも有機物質が劣化をするためです。
高速道路をよく走る、工業地域が近くにあるなどの環境下では注意しなければいけません。逆に住宅街や緑の多い郊外、人口の少ないエリアではそれほど影響を受けないと言えます。

ボディにつく小さなキズ

車を走行中は飛び石キズといって、小石などが車に当たることがあります。

それが小さなキズになりコーティングを剥がしてしまうことがあります。とても小さいキズに気づかないこともありますが、高速道路をよく使う車などには必ずと言っていいほどこういったキズがつくと言ってよいでしょう。

また、ボディには砂も付着しますが、そのまま洗車をしてしまうと擦ることになってしまい、この場合もコーティングが剥がれる原因となってしまいます。
これらのキズ自体は小さくても、雨または洗車時の水がそこから塗装とコーティングの間に侵入してしまうリスクも考えなければいけません。

定期的なメンテナンス不足

コーティングを施工した後、メンテナンスをせずに車を放置状態にしてしまうことがあります。
洗車はしなければいけませんし、定期的なメンテナンスも必要です。これらをせずにいるとコーティングの劣化が進みます。
また、鳥の糞や虫の死骸など酸性の汚れには要注意です。気づいたら即洗い流さないでいるとコーティングはおろか、塗装のダメージも避けられません。また、年々増える花粉もその季節には塗装面に付着し、コーティングを劣化させてしまいます。

コーティングが剥がれてしまう前にできること

劣化を避け、コーティングが剥がれないようにするには普段のメンテナンスが大切です。

① なるべく屋内または日陰に駐車する

紫外線を避けることがコーティングの劣化防止になります。屋内の駐車場の確保が難しい場合はなるべく日陰を確保しましょう。

②こまめで正しい洗車をする

硬いブラシを使用する洗車機は避け、手洗いなど車にとって優しい洗車をします。コーティング施工車は洗車が楽になりますが、ついた汚れはすぐに落とす、こういった意識が定着すれば毎回の洗車がさらに楽になり負担が軽くなっていきます。
たっぷりの泡と水で優しく洗い、水気を残さないよう拭き取りをすることが洗車のコツです。

③コーティングメンテナンスをする

コーティングメンテナンス
コーティング施工後、アフターサービスのコーティングメンテナンスを利用したり、市販のメンテナンスキットで定期的にメンテナンスを行ないます。
車のボディコンディションを良いものに保つことがコーティングを剥がれにくくします。

コーティングが剥がれてしまったときの対処法

コーティングが剥がれてしまったらすぐに補修をします。そのままにすれば塗装にも影響してしまう恐れがあります。
補修はDIYとして自分で施工し直す方法、信頼できるプロに依頼する方法と分かれます。

自分でする場合は、良質のコーティング剤を選べること、失敗なしで施工できることが条件と言えるでしょう。
コーティング剤を塗布するだけでなく、劣化したコーティングを除去するところから始まります。
例えば、ガラスコーティングを施工した車であれば酸性のケミカルで除去、またはコンパウンドで磨いて除去する必要があります。
コンパウンドは使い方にコツがあり、強めに磨けば塗装を傷めるリスクもあります。
コーティング剤は入念な下準備から始まり、ムラなく塗布します。

コーティングの除去、失敗のないコーティング剤の塗布などトータルで考えれば、費用がかかってもやはり専門の業者に依頼すれば仕上がりも効果も安心だと言えます。

施工環境や施工方法を自分の目で確かめらて依頼すると良いでしょう。

車のコーティングが剥がれる原因5つと対処法まとめ

コーティングが剥がれる理由

  • コーティング剤に含まれる有機物質
  • 紫外線によるダメージ
  • 排気ガスなどに含まれる有害物質
  • ボディにつく小さなキズ
  • 定期的なメンテナンス不足

剥がれる前にしたい対処法

  • なるべく屋内または日陰に駐車する
  • こまめで正しい洗車をする
  • コーティングメンテナンスをする

剥がれてしまった時の対処法

  • 信頼できる業者に依頼する

コーティングが剥がれる原因は日常生活で車を使用するなか避けられるものではなく、上手に付き合っていくしかありません。上手な付き合い方とは、「コーティング施工→こまめな洗車などメンテナンス→補修を業者に依頼→こまめな洗車などメンテナンス」このサイクルで続けていくことに他ならない、そのことをご理解いただければ幸いです。

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