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【プロ直伝】コーティング車の洗車、7つの注意点と正しい方法とは?

ガラスコーティング を施工して車はピカピカ!大満足!
でも、コーティングしてある車ってコーティングしてない車と同じ洗い方で大丈夫なの???
そんな疑問を持ったことはありませんか?
この記事では、コーティング施工車を洗車する時に何に注意して洗車を行ったらいいのか、そもそも洗車は必要なのかも含めて、コーティングを長期間最高の状態に保つためのヒントをお伝えしていこうと思います。

ガラスコーティング施工車にも洗車は必要?

コーティングを施工していれば汚れるまでの期間が長くなるので洗車頻度を落としてもある程度綺麗な状態は保ちやすくなります。
しかし、定期的に洗車を行うことでよりガラスコーティング のメリットを受け取れることができるので洗車は行うようにしましょう。

コーティング車を洗車することによる2つのメリット

①コーティング の寿命を伸ばせる

車が汚れ始めて早いうちに汚れを落としてあげれば良いのですが、汚れが長期間滞在してしまうとコーティング層に負担がかかり、皮膜を徐々に劣化させていきます。
特に鳥のフンや花粉、虫の付着などの汚れは強靭なガラスコーティング を施工している車でもダメージを受けてしまうのですぐに洗車する事をお勧めします。
逆に洗車頻度をしっかりと確保し、良いコンディションを保っている場合にはそのコーティング の持つ防汚性能、洗浄性能、光沢などの効果をメーカーや施工店が想定する年数よりも長期間継続させることができます。

②汚れがつきにくくなる

車が汚れていく速度は一見時間の経過に比例する様に思われますが実際は汚れがある一定ラインを超えた頃から加速していきます。
この特徴を考慮して、急速に汚れが進む『1歩手前』で洗車をしてあげる事で、楽に洗車をすることができ、更に、汚れがつきにくい状態を保つことが簡単になります。

ガラスコーティング施工車を洗車する時の7つの注意点

コーティング施工車も未施工車でも洗車に大きな違いはありませんが、いくつかのポイントを知っておけば、より良いコンディションをキープできるようになります。しっかりと覚えておきましょう。

自分で洗車する場合の注意点

①コンパウンド(研磨剤)入りのクリーナーは使用しない。

研磨剤入りの洗剤を使ってしまうと、せっかく施工したコーティング層を削り落としてしまいます。必ずコンパウンドの入っていないものを選びましょう。

②曇りの日や日陰で風のない穏やかな日に行う。

炎天下での洗車はウォータースポットや洗剤焼けなどを起こす可能性があります。同様に風の強い日も洗車スポンジやタオルに砂を噛んで傷をつけてしまう可能性がありますので避けるべきです。

③予洗いをしっかりと行う。

本格的な洗車に入る前に予め大まかな汚れや砂を落としておく事で洗車傷が入るリスクを最小化することができます。かならす行いましょう。

④タオルは高級な柔らかいマイクロファイバーを使う

コーティング車の洗車に使用するタオルは繊維の柔らかいマイクロファイバークロスを使う事で洗車傷のリスクを下げることができます。

⑤洗車後の水の拭き残しに注意!

洗車が終わったら水分をしっかり拭き取りましょう。拭き残しがあるとウォータースポット(シミ)になってしまいます。走行風で乾かそうなんて安易な考えは絶対にやめましょう!

洗車を業者に依頼する場合の注意点

⑥ガソリンスタンドの洗車よりも洗車専門店がおすすめ

近所にキーパーコーティング等の洗車専門の業者があればラッキーです。
ガソリンスタンド内のKeePerさんよりも『KeePer labo』という直営店の方が良いです。
もちろんそれでも100%過信するべきではありませんが、キーパーさんは室内でたっぷりの泡を使って手洗い洗車をしてくれる上に、濯ぎは純水(不純物を含まない水)で行ってくれるので水シミの心配がありません。
手洗い洗車の費用はプリウスクラスなら税込で2550円とのことですので忙しくて洗車できないときには利用して見ると良いでしょう。

⑦洗車機(機械洗車)は基本的にNGだが上手に使えば可

もしコーティング車に洗車機を使用するのであれば以下の3点に注意しましょう。
洗車機のブラシが硬い素材でないか
コーティング施工車がいくら傷に強いといえども回転するブラシを叩きつけられては微細な傷は避けられません。
近年の洗車機はブラシもナイロンに比べるとかなり柔らかい素材になっているので昔に比べれば傷リスクはかなり軽減しているのも事実です。最低限柔らかいブラシの洗車機を選びましょう。
洗車機に入れる前に高圧洗浄をしてくれるか
手洗い洗車同様予洗いをすることで砂の巻き込みによる洗車傷を軽減する効果があるので予洗いをしてくれる洗車場を探しましょう。
洗車機のコースはシャンプー洗車コースで洗う
洗車機には洗車コースがいくつかありますが必ずシャンプー洗車コースで洗うようにしましょう。
水洗い洗車コースでは摩擦が大きく傷の原因になりますし、撥水洗車コースでは撥水させる為にシリコンなどのベタベタした成分がせっかくのガラスコーティング の性能を台無しにしてしまいます。
撥水コースを選んでしまうと撥水成分がベタベタしていて汚れを引き寄せてしまい、またすぐに洗車しなければならないという悪循環になります。

自分でコーティング車を洗車する時の手順とコツ!

コーティング車の基本的な洗車順序

①ホイール周りやフロント周りなど、汚れの多い部分を先に洗浄します。
(あまり汚れていない場合は②から進めても構いません)
②シャワーノズルを最も勢いの強い設定にして全体の砂や埃、泥などを落としていきます。
気温の高い日には塗装面を水で冷却して硬度を上げる事で傷リスクを軽減し、同時に水ジミを抑える効果も期待できます。
③バケツにシャンプーを入れ、シャワーの勢いを使って一気に泡立てます。
④ボンネット、ルーフ、トランクなど、上を向いている面から窓ガラスまで速やかに洗っていきます。
⑤左側面を洗います。次に右側面を洗います。(どちらが先でも構いません)
⑥前後バンパー、ステップ周りなど汚れがたまりやすい下部を洗います。
⑦ホイールとホイール周辺を洗います。
⑧しっかりと全体をすすぎます。
⑨新しいタオルで水残りの無いように拭きあげましょう。
ミラーや、ドア、トランクなどの開閉部周辺は水が残りやすいので時間を置いて数回拭き取ります。
⑩全体をチェックして洗い残し、拭き残しが無いか確認して終了です!
point!
途中洗車スポンジ、洗車用タオルは頻繁に洗うか面を変えることで洗車傷を軽減できます。

コーティング 施工車の洗車頻度は月に何回が適正?

洗車頻度は車の月間走行距離や季節、地域や保管状況によって前後するため一概に言えるものではありません。
当店のお客様の場合、月に1〜2回という回答がもっとも多かったのですが、洗車頻度は決めずに汚れたら洗車するというお客様も2割程度いらっしゃいました。一般的には1ヶ月に1〜2回が平均値かな?といった印象です。
私がお店のお客様におすすめしている洗車頻度は、月に1回はルーチンで必ず行う。それにプラスして降雨の後、花粉や黄砂が降った後、遠出して虫や汚れが多く着いた後に洗車を行うという感じです。(何のひねりもありませんがこれが案外難しかったりします。)
この様に洗車するタイミングを明確に決めておくことで洗車を先延ばしにしてしまうことを防ぎ、『数ヶ月もほったらかし』なんて事も起こりにくくなり、結果としてコーティングの寿命を伸ばすことにも繋がります。

ガラスコーティング車は水洗い洗車だけで大丈夫?

ガラスコーティング をしている車は『基本的に水洗いだけで大丈夫』という説がある様ですが鵜呑みにするのは危険です。
『水洗いだけでOK説』の由来はおそらく、コーティングの製造メーカーが『うちのコーティングを施工しておけば簡単な洗車だけでよくなりますよ』と広告の一部として発信した事が始まりではないでしょうか。
『コーティング施工車は洗車機に入れても大丈夫説』も由来は同じでしょう。
水洗いだけの洗車では、ミラーやバンパー周辺の虫や鳥フン、ボンネットやルーフの花粉や黄砂、タイヤ周辺のピッチ、タールなどの汚れが着いてしまった場合に取り切ることができず、後々シミやクレーター(塗装が窪んだ様な状態)といったトラブルの原因になることがあります。
更に、シャンプーを使う事で摩擦を減らし、洗車キズを防ぐ効果も期待できますの。時間に余裕があるときはなるべくカーシャンプーを使った洗車をする様に心がけると良いでしょう。
ただ、どうしても時間に余裕がない場合には水洗いだけでも行うことをおすすめします。
水洗いだけの洗車についてはこちらの記事で詳しく書いていますので参考にしてみてください。

シャンプー洗車の洗剤はどんなものを使えばいいの?

カーシャンプーや車用の洗剤には様々なタイプのものがあり、酸性、中性、アルカリ性というような液性や洗浄成分は用途に応じて異なるので注意が必要です。カーシャンプーに関しては、コーティング施工車であれば、雨染みを抑制する効果を期待できる弱酸性のものがベターと言えます。
裏面の成分表を見て、香料やツヤ出し剤、撥水成分を含まないものを選んだ方がコーティング皮膜を傷めず、コーティング本来の性能を阻害することもないのでオススメです。
もしくはコーティング専門店指定のシャンプーを使うのが間違いのない選択になります。
当店でも使用しているカーシャンプーは通販で販売もしています。
コーティング施工車にも使えるだけでなく、極初期のイオンデポジットを予防・軽減する効果もあります。

コーティング施工車と未施工車の違いってなに?

そもそも車にコーティングをするとどのような効果を得られるのか、基本的な効果を簡単に説明していきますね。

汚れの付きにくさ、落としやすさの向上

これはコーティングをする上でとっても大切な要素ですよね。
コーティングをすると表面が硬く平滑になる事や摩擦係数が下がる事などで汚れが付きにくくなり落としやすくなる効果が期待できます。
マンションやアパートに住んでいるので自宅に洗車できる環境がない。毎日仕事で帰りが遅く休日は家族サービスで洗車が後回しになってしまう方は重視するポイントかもしれませんね。

耐擦り傷性の向上

いくら気を使って洗車していたとしてもコーティング専門店の様に室内で洗車できる環境や洗車知識、洗車技術がなければ洗車キズをつけずに洗車する事はとても難しいのが現実です。
ポリマー系のコーティングや樹脂系のコーティング、カーWAXでも多少はキズの予防はできますが、硬さのあるガラスコーティングを施工することでより積極的にボディーを洗車キズから守る事ができます。滑りの良さも傷の軽減に一役買っています。

ツヤの向上

ガラスコーティング を施工すれば当然艶が良くなると思われがちですが実際には洗浄や研磨による下地作り、コーティングの性能、施工技術の3拍子が揃わなければ見違える程のツヤの向上は期待できません。
逆に、全ての要素が揃った時にはカーワックスや市販の簡易型のコーティングでは表現できない光沢と耐久性を発揮します。

コーティングの撥水、親水、疎水はなにが違うの?

『撥水』『親水』『疎水』というのは、コーティングの上に水が乗った時のはじき具合の違いを大まかに3つに分類したものです。
正確には、『撥水角』という数値で表します。
工業用途や研究などのサイエンスの世界では小難しい計算式と測定方法で算出する様ですが、僕らコーティング屋さんはそこまでシビアな分類はせず大まかな特性として捉えている事が多い様です。
撥水コーティングの特徴は豪快な水弾き、雨天時の汚れにくさ等のメリットはありますが、逆に汚れ始めると汚れが水玉状に残りやすく目立ち、ウォータースポットができやすいというデメリットもあります。
親水コーティングの特徴は、ほぼ水を弾かない為、雨天時はベタッと水がまとわりつくのでコーティングしてる感を感じにくい様ですが、汚れを寄せ付けにくいとも言われています。ウォータースポットができにくいのもメリットの一つです。
疎水コーティングの特徴は撥水と親水のメリットを兼ね備えているというところにあります。
水はじき自体は新車の状態に近くとても自然です。スーッと水が引いていく様子は見ていて気持ちよく、汚れやウォータースポットにも強い性質を持ちます。

車汚れの種類と原因

車が汚れてしまう原因、汚れの一覧
砂や埃 虫のフン イオンデポジット
鳥のフン ウォータースポット
水アカ 洗剤焼け
鉄粉 黄砂 花粉
ビッチタール 樹液 塩カル(融雪剤)
ざっとあげただけでもこれだけの種類の汚れがあります。の中でも特に緊急性が高く、頻繁に見かける汚れをピックアップしてみましょう。

放置するとマジでヤバい車の汚れワースト3

第1位 鳥のフン
第2位 花粉、黄砂
第3位 イオンデポジット
車のイオンデポジット
中でも第1位の鳥のフンは最悪です!
見つけたら一刻も早く除去しなければコーティング層を破壊するばかりか、短時間で塗装面まで到達し、ダメージを残してしまいます。
長期的には、鳥のフンが原因で塗装が侵され、素地の鉄板から錆が出てきてしまうこともある本当にヤバイ汚れです。部分的にでも良いのですぐに洗浄しましょう。
鳥フンに次いでヤバイ汚れが花粉や黄砂。
この2つはボディーの上にフワッと乗っている状態では攻撃しませんが、水に濡れると途端に攻撃を開始します。
これが乾燥すると事態は最悪。クレーター状のシミを作ってしまいます。
このシミはタオルに80℃程度のお湯をかけ、塗装面を温めることで、ある程度復活可能ですが、なるべく早い対処をする方が軽傷で済みます。
第3位のイオンデポジットは主に水道水中のカルシウム分などがボディーに付着することによって起こる白い輪ジミで、鳥フンや花粉、黄砂に比べれば緊急性は低いですが、徐々に塗装面を攻撃するので気がついたらクレーター状に窪んでしまっていた。なんてことにもなりかねません。
初期の兆候としては、洗車傷はあまり無いのに塗装の艶が落ちてくるところから始まります。初期であれば除去することが可能で、ウォータースポットリムーバー(酸性の専用洗浄剤)が有効です。中期以降では研磨が必要になります。

コーティングの上にワックスやゼロウォーターはアリ?ナシ?

洗車が終わってスッキリしたけど、なんか物足りない。
『コーティングを長持ちさせる為にコーティングの上からワックスや市販のコーティング剤を塗るのって効果あるのでしょうか?』
こういった内容の質問はお客様から時々頂きます。率直にいうと、施工してあるコーティングの性質を阻害しないものであれば効果が期待できます。
ガラスコーティングの多くはケイ素という成分が含まれていて、そのケイ素は雨水や水道水中のカルシウムやケイ素成分との親和性が高い為、水に直接接触しないほうが好ましいです。
つまりガラス層と水を直接触れさせない為にコーティングの上にトップコート(コーティングのコーティング)を施すべきと言えるのです。
本来であれば専用のトップコートがベストですが、市販のコーティング剤やワックスでも効果を見込めることもあるでしょう。但し、相性が悪いと悪影響を及ぼすことも考えられるので目立たないところで試してから使用することをおすすめします。

コーティング車の定期メンテナンスって必要?

コーティングの種類によってメンテナンスの方法は異なりますが、コーティング本来のの効果、性能を維持する為には必ず定期的なメンテナンスは必要になります。
当店の場合では、定期メンテナンスの主な内容は、全体の洗浄、細部洗浄、鉄粉の除去、軽度のイオンデポジット(水ジミ)の除去、その他汚れの除去、トップコートのリフレッシュというメニューを基本として、状況に応じて研磨を入れたり部分再施工を行ったりします。

洗車のしすぎにも注意が必要!

今までの話は何だったんだ!と言われてしまいそうですが闇雲に洗車頻度を上げれば良いという事ではありません。なぜなら、洗車をしすぎれば塗装に傷がつく確率が上がってしまうからです。
オーナー様の洗車技術が高ければ高い程、コーティングの耐擦傷性能が高ければ高い程洗車傷のリスクは下がります。1回の洗車でついてしまう傷の数×洗車回数がその車についている洗車傷の数になるという事です。
つまり、洗車傷の数を増やしたくなければ洗車頻度を極端に上げてしまう事はデメリットにもなり得るのです。概ね月2回程度、汚れの状況を見ながら洗車頻度を決めていくのが洗車のしすぎをと洗車傷をつけないポイントになります。

コーティング施工車の洗車まとめ

コーティング施工車の正しい洗車方法のイメージは掴めましたか?この記事で特に伝えたかった事は。『コーティングを施工しておけば洗車なんて適当でいい』という考え方がいかに『もったいない考え方』であるかという事に尽きると思います。
せっかくお金や労力を使って施工したガラスコーティング ですから大切にして、より長い期間メリットを受け続けた方がお得だと思いませんか?
高価なコーティングを宝の持ち腐れにしない為に、洗車とメンテナンス、頑張りましょう!他にも車のきれいに役立つ記事を随時アップしていきますのでお役に立てて頂けたら嬉しいです。

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